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母性・小児看護学演習を試みて
山本 富士江
1
,
山下 桂子
1
,
黒山 副代
1
1久留米大学医学部付属看護専門学校
pp.150-154
発行日 1978年3月25日
Published Date 1978/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907190
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はじめに
過去数年の母性・小児看護学実習における学生の技術習得を振り返ってみると,その評価における学生の欠点が,必ずしも実際の患者でなければ学べない側面のみではないことが指摘された.この反省から,看護場面を想定し,対象にそくした展開をすることにより,知的側面と技能的側面を統合させるような学習の機会として,学内演習の検討を重ねてきた.
今回,例年試みてきたものを部分的に再検討し,技術の中には母性と小児の関連分野にまたがる項目があること,時間的により有効に使いたいことを旨として,合同の演習計画を検討し,試みたので報告する.
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