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母性看護学の講義および学内演習の展開
仲村 美津江
1
,
島尻 貞子
1
,
伊敷 和枝
1
1琉球大学医学部保健学科
pp.295-301
発行日 1987年5月25日
Published Date 1987/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908379
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はじめに
琉球大学医学部保健学科では,昭和56年度入学生より履修要項が大幅に改正され,母子保健学も,それまで母子保健Ⅰ(4単位),母子保健Ⅱ(4単位),母子保健Ⅲ(4単位),母子保健Ⅳ(2単位一実習)となっていたものから,母性保健概論(2単位),小児保健概論(2単位),母性疾病論(2単位),小児疾病論(2単位),母性看護学(2単位),小児看護学(2単位),母性看護実習(2単位),小児看護実習(2単位)と,その区分が明確化され,看護学としての位置づけがはっきりと打ち出された.
そこで,昭和56年度入学生は昭和59年に初めて母性看護実習を行い,いままで母性保健実習として医者側についた見学中心の実習と異なり,1名の受け持ちケースを担当し,看護過程をふまえて,実際に看護を展開する実習を行った.
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