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教える者の条件(1)
大段 智亮
1
1看護人間学教室
pp.160-168
発行日 1978年3月25日
Published Date 1978/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907193
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まえおき
一昨年の夏ごろ,看護教育関係の方々との学習会の続いた時期があった.たとえば,ある地域の准看護学院の先生方の集まりとか、ある大病院の実習指導者と付属看護学院の教務といった人たちの集団,あるいは自発的に集まったその地域の短大,高等看護学院,准看護学院の先生方を多数含んだ学習グループなどである.また,ある大病院の院内教育の委員たちの合宿訓練という機会もあった.
こういうふうな看護教育関係者の方々のさまざまな学習場面に参加して,しみじみと考えさせられることが幾つかあった.そのうちの1つを,ここで取りあげてみたい.それは‘教師になる’‘指導者になる’条件ということである.
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