看護管理 看護のシステム化
看護助手教育の継続を試みて
菊池 仁美
1
,
吉井 道子
1
,
松岡 ケイ子
1
1国立熊本病院
pp.246-252
発行日 1994年5月15日
Published Date 1994/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901910
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はじめに
近年,わが国では疾病構造の変化,診療内容の高度化,複雑化に伴い,これらに対応すべく医療現場でのナースの業務は深く,広く,増大している.そのためにナースが,看護業務に専念できない現状がある.この状況の中で看護要員として,その一翼を担う看護助手の役割も大きくかつ重要になってきた.
当院でも同様に繁雑,過多な看護業務との関わりの中で,看護チームの一員として看護助手の自覚と専門知識・技術の習得が必要であると考え教育を行なった.初歩的な事柄から1年,2年,3年と段階的に継続教育を行ない,成果を得ることができたので,当院の実情を交えながら報告する.
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