特集 POSの輪を広げよう―第17回日本POS医療学会報告
一般演題Ⅴ
看護記録監査を試みて
中野 理香
1
,
斉藤 まゆみ
1
,
小湊 栄子
1
,
森下 郁子
1
,
栗秋 佐智恵
1
,
野田 晶子
1
,
中山 維子
1
1原三信病院記録委員会
pp.1108-1110
発行日 1995年11月30日
Published Date 1995/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901270
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はじめに
当院は,病床数500床,病棟11単位の急性期型の総合病院であり,看護部においては数年前よりPONRを導入している.しかし,その徹底には及ばぬまま,記録に対する問題意識は希薄化しているのが現状であり,さらに申し送り廃止や,プライマリナーシング導入によって,より充実した記録の必要性が高まっている.
そこで記録委員会は,当院における看護記録現状把握と記録に対する意識の向上を目的として,監査を実施した.その結果,諸問題の把握ができ,今回の監査が意識向上に有効であり,今後も定期的に実施する必要があると痛感したので,ここに報告する.
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