特集 進学課程における看護教育
進学課程教育の現状と今後の展望
入部 久子
1
,
阿蘇品 スミ子
1
,
前田 和美
1
,
後藤 カツエ
1
,
山本 富士江
1
,
山下 桂子
1
,
延近 久子
1
,
松尾 典子
1
,
堤 順子
1
,
鳥添 洋子
1
1久留米大学医学部付属看護専門学校
pp.489-500
発行日 1980年8月25日
Published Date 1980/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907468
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はじめに
看護教育課程の多様化している今日,その課程の特徴を生かし,いかにして教育目標を達成すべきかと,教育実施の上で種々の工夫と努力がなされている.当校は普通課程と進学課程を併設,全教師が両課程を担当している.日ごろ両課程を担当して,学生の背景上の問題,学業能力の問題からくる生活・教育上の指導の難しさを知らされている.それに対処すべく,各科目担当,各教師ごとに授業展開の工夫や教育調査,生活実態調査を行い,指導の徹底をはかるべく教師の業務分担の工夫などを試みてきた.そこで今回は進学課程を中心に,学生の背景と生活一般,学科成績,実習評価および授業展開にみる教育の現状から学生指導上の問題を取り出し,今後の方向を考えてみた.
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