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進学課程短大における母性看護学学内実習のすすめ方(2)
藤田 八千代
1
,
藤尾 ミツ子
2
,
川崎 佳代子
2
1神奈川県立衛生短期大学
2神奈川県立衛生短期大学母性看護
pp.122-131
発行日 1974年2月25日
Published Date 1974/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906750
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III・母性看護における対象の把握
—観察と看護技術—
はじめに
母性看護学学内実習の内容構成については,母性看護の重要な対象期である.妊産婦・新生児の看護を中心として取り上げ,症例中心の看護実習となる学外学習への橋渡しとしている.母性看護学の講義1単位30時間を終了した1年次後期の第1回学内実習においては,母性看護における対象の把握を効果的に修得するために,観察を中心テーマとし,a.観察の内容,b.観察の方法と看護技術を取り上げて展開する.これは後の学内実習で取り上げられる看護計画立案に関する学習への導入の部分とも考えている.次いで2年次前期には,母性看護学の講義30時間の進行と併行して母性の看護計画の立案についてすすめる.その後,続いて行われる集中系統別学外実習が終わったところで,2年次後期には母性看護における看護計画と,看護の実践に関する評価をテーマとして学内実習を展開している.
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