特集 人間の環でつくる精神看護学実習
学生の実習記録から見えてきたこと―学生の学びのプロセス・指導者の存在と役割
加藤 伊千夫
1
,
米澤 美貴子
1
,
鈴木 則子
2
1聖隷クリストファー大学看護短期大学部
2朝山病院看護部
pp.532-537
発行日 2002年7月25日
Published Date 2002/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903230
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学生は患者と関わり,関係性を深めながら患者を理解していく.患者の個別性を尊重し,患者の希望や思いを大事にしながら,日常生活で困っていることや不自由なところを,行動を共にし話し合い,支援していく.その過程の大部分は,学生自身が患者と1対1の相互関係に責任を持って展開している.
しかし学生の学びを促進する過程で,臨床指導者や教員の存在や役割も大きいと考える.
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