連載 訪問看護を伝える 在宅看護実習キーポイント・第1回【新連載】
学生の実習記録を読んでみよう
清水 奈穂美
1
,
多川 晴美
2
1滋賀医科大学医学部看護学科公衆衛生看護学講座
2滋賀医科大学医学部附属病院看護臨床教育センター
pp.364-367
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201187
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実践の意図、学生に伝わってる?
皆さんは、在宅看護学実習に来る学生さんの「実習記録」を読んだことがありますか?
私は、現場の一訪問看護師から大学教員になって、初めて学生さんの実習記録を見る機会がありました。目に留まったのは、「五感を使って理解する」や「(在宅でのケアは)ある程度の妥協は仕方ない」という文章。学生の素直な気持ちが書かれていて興味深いと感じながらも、果たして「訪問看護師が行なうケアの意味って、学生にちゃんと伝わっているのかな?」と思いました。
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