特集 転換期における人材育成
[座談会]活躍できる看護職を育てよう
野口 美和子
1
,
三木 智子
2
,
箕浦 とき子
3,4
1千葉大学看護学部
2一心会初富保健病院看護部
3神奈川県立看護教育大学校(当時)
4神奈川県立こども医療センター
pp.771-778
発行日 1995年9月25日
Published Date 1995/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901193
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看護補助者との業務調整
野口 私はいま4年制大学で,看護教育に携わっています.今日は今の看護教育の限界を打破していくには,どうしたらいいかということを一緒に考えさせてもらえればと思っています.三木さんは千葉県鎌ヶ谷市の初富保健病院で老人看護に取り組んでおられます.今度の付き添い廃止で,老人ケアの分野では,看護婦だけではなくて,看護助手,介護福祉士たちと一緒に仕事をしていくことになりました.そのなかで,看護婦が何をしていくかがいちばん問われています.看護婦はこういう力をつけて欲しいということを,現実の問題として教えてもらいたいのです.
箕浦さんは看護教育大学校で,教育研究部指導研究室長として仕事をされていて,これからの看護教育になにを望まれるかをお聞きしたいと思います.
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