特集 看護学校の図書
座談会 図書リストの作成
津田 良成
1
,
野口 美和子
2
,
内藤 寿喜子
3
,
有馬 千代子
4
1慶大医学部図書館
2横浜市立高看学院
3慶大医学部付属厚生女学院
4武蔵野日赤女子短大
pp.13-24
発行日 1970年3月1日
Published Date 1970/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906305
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まず文部省基準に
津田 それでは最初に有馬さんのほうから短大として図書を集めての感想と,こういうところを広げてみたいとかいう問題点を。
有馬 昭和41年,短大にしようということで,一応設置基準にそった学校の整備をしなくてはいけない,建物のこともあったんですけれども,図書が,当時1,500冊ぐらいもあればよかったほうで,とにかく,文部省の定める基準の充足ということに第1の目的が置かれてしまった。一応そろえるに当っては教育用である学生向きと,研究用である教員向けと2つの観点から選考したわけです。まず専門図書に重点を置いて,一般教養は多少不備でも順次整備するという方針で始めました。それともう1つは,年次計画を認めてもらって3年間の経過措置で一応基準に行くまでそろえるからということです。
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