調査・研究
効果的な実習のためのグループ構成の検討―ソシオメトリー理論によるグループ構成を試みて
百瀬 ちどり
1
1前:国立松本病院附属看護学校
pp.145-147
発行日 1993年2月25日
Published Date 1993/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900536
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看護教育における「臨床実習」の必要性はすでに多くの論述で示されており,その意義については異論ないところである.臨床実習をより効果的に意義あるものにするためにはさまざまな因子が関与してくるが,その1つに実習グループのメンバー構成があげられるだろう.臨床実習では学生個々と同時にグループとして臨むことにより学びの深まることを期待している.
当校においては各実習期間を同一メンバーによるグループで行なっているため,グループ構成には多くの点を考慮し学生全員が均等な学びとなるように学生の配置を考えている.しかし,実習期間を経過するにつれて各グループの特徴といったものが現れてくる.
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