調査・研究
進学課程の教育方法としての―考察(第1報)―「継続看護」の教育について
木原 裕美
1
,
峠田 美代子
1
1広島市立看護専門学校
pp.292-295
発行日 1992年4月25日
Published Date 1992/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900372
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はじめに
看護職が臨床から地域へでかける機会が,現在多くなってきている.今後,対象者の看護職への役割期待とともに,継続看護に対する必要性が一層増加するにちがいない.そのような状況を考慮し,本校でも新カリキュラムへの移行を機に継続看護,および関連課目時間を増加した.
しかしながら,本校は2年課程・夜間の定時制である.授業を行なう教員にとって,いかに学習効果を高めるかは大きな課題である.学生自身が興味を持つように,学生が勤務の中で日頃感じている疑問を表出させ,授業で解決することも,学習効果を高めるためのひとつの方法と考える.
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