特集 「臨床判断モデル」のさらなる展開―基礎教育から臨床、訪問看護の現場まで
「臨床判断モデル」を活用した、「臨床的学び」を支援する実践例―救急外来の現場から
古屋 真理子
1
1聖路加国際病院看護部
pp.446-450
発行日 2022年8月25日
Published Date 2022/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201962
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救急外来で求められる臨床判断能力
私は初期から3次救急患者を受け入れる全次型の救急外来に勤務し、新任看護師への教育を担当してきました。
救急外来は、新生児から100歳をこえる超高齢者までの全科の患者が対象であり、かつ多様な症状を呈する患者とその家族が来院します。そのため、新任看護師は着任当初からさまざまな病態と社会的背景をもつ患者・家族に看護が提供できるよう、学習を積み重ねていく必要があります。
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