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増大号 POCUSの決め手。 早く、正確な診断のために
1章 POCUSを知る・使う
救急の現場での活用法
瀬良 誠
1
1福井県立病院救命救急センター
キーワード:
救急
,
POCUS
,
臨床決断
,
ショック
,
ABCアプローチ
,
RUSH
Keyword:
救急
,
POCUS
,
臨床決断
,
ショック
,
ABCアプローチ
,
RUSH
pp.168-173
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543209254
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- 参考文献 Reference
はじめに
日本救急医学会から2022年に発刊された「救急point-of-care超音波診療指針」には,「医療者がベッドサイドでポイントを絞って自ら実施し,臨床決断と手技の向上に役立てる超音波検査はpoint-of-care ultrasonography(POCUS)と呼ばれるようになり」,「救急現場では領域を問わず積極的に活用されるようになってきた」と記載されている1).この,領域を問わず活用して臨床決断に役立てるということが,救急での大きな特徴の1つである.ACEP(American College of Emergency Physicians)のガイドラインでは,POCUSを機能面から以下の5つに分類している2).蘇生(resuscitative),診断(diagnostic),症状あるいは兆候に基づく(symptom or sign-based),手技のガイド(procedure guidance),治療とモニタリング(therapeutic and monitoring)である.領域を問わずという観点から,本稿では誌面の都合上,“診断”と“症状あるいは兆候に基づく”という2つについて解説する.

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