短期集中連載
看護の視点で人間を丸ごとみつめることができる科目構築―松下看護専門学校の挑戦(2)
大谷 弘恵
1
,
水方 智子
1
,
木村 緑
1
,
坂本 鈴子
1
,
山之内 由美
1
1パナソニック健康保険組合立 松下看護専門学校
pp.602-608
発行日 2020年7月25日
Published Date 2020/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201527
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
看護の視点で人間や病気をとらえる教育
先月から、「松下看護専門学校の挑戦」というタイトルにて、パナソニック健康保険組合立 松下看護専門学校(以下、当校)の教育実践について連載を始めることとなった。1回目は、当校の3つのポリシーの策定から独自の科目群の設定へと進めたカリキュラム編成の道のり1)について述べた。
2019年10月に出された看護基礎教育検討会報告書2)では、「人体の構造と機能」「疾病の成り立ちと回復の促進」が1単位増加されるとともに、別表3の留意点には「看護学の観点から人体を系統だてて理解し」「臨床判断能力の基礎となる演習を強化する」という文言が追加された。
![](/cover/first?img=mf.1663201527.png)
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.