短期集中連載【最終回】
看護実践力を育成する病院と学校との共同(後半)―病院での教育連携 松下看護専門学校の挑戦(9)
山之内 由美
1
,
水方 智子
1
,
大谷 弘恵
1
,
木村 緑
1
,
坂本 鈴子
1
,
出井 まち子
2
,
小松 良平
2
1パナソニック健康保険組合立 松下看護専門学校
2パナソニック健康保険組合 松下記念病院
pp.168-174
発行日 2021年2月25日
Published Date 2021/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201670
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前回1)は、卒業後も看護師として働き続けることのできる看護師の育成のための松下記念病院(以下、記念病院)と松下看護専門学校(以下、当校)との共同について、「学校という場」での教育連携の実際について述べた。最終回である今回は、「病院という場」における、臨地実習指導者会議、教員による研修会の開催、教員の看護部への出向による継続教育活動への参画など、教育連携の主要な取り組みを紹介する。
この取り組みは、「卒業後も活き活きと働く看護師を育成したい」と強く願い、教員が学校という場から病院看護部に入り、異なる組織のなかで教育的役割を担うことで、就職後の定着率をも向上させてきた教員の挑戦である。
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