短期集中連載
「学びあい」で看護実践力を高めあう演習・実習の構築(各論)―松下看護専門学校の挑戦(7)
恩地 瞳
1
,
水方 智子
1
,
大谷 弘恵
1
,
木村 緑
1
,
坂本 鈴子
1
,
山之内 由美
1
1パナソニック健康保険組合立 松下看護専門学校
pp.1124-1130
発行日 2020年12月25日
Published Date 2020/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201627
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学生が自身の看護実践力を評価する取り組み
前回1)は、松下看護専門学校(以下、当校)の「教える・学ぶ」という相互の関係性のなかで、看護実践力を育成するための演習・臨地実習の構築について述べました。今回は、3年生の「看護の未来をつなぐ実習」(いわゆる統合実習)と1年生の「看護を知る実習」を同時に組み合わせた『学習支援実習(以下、支援実習)』と、3学年で同時実施した『合同演習(以下、演習)』について紹介します。
この取り組みは、学生自身が自分の看護実践力を評価し、課題を明確にして卒業してほしいと強くねがい、カリキュラム会議のなかで熱く語りあい、理想を現実に落とし込んでいったプロセスを含んだ私たち教員の挑戦です。
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