特集 あらためて学ぶ、なぜリフレクションか
―クリス・バルマン先生講演録―省察的実践家をどう育むか
クリス バルマン
1
,
田村 由美
2
1Oxford School of Nursing and Midwifery Faculty of Health and Life Sciences
2日本赤十字看護大学看護学部
pp.280-290
発行日 2020年4月25日
Published Date 2020/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201458
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看護基礎教育において、近年極めて重要とされるリフレクションだが、リフレクションという言葉がもつ印象からなのか、「リフレクションは難しい」「リフレクションって振り返ることだからいつもやっている」などの受け止め方が多いと感じる。
本稿では、看護におけるリフレクションの第1人者であるクリス・バルマン先生とスー・シュッツ先生の講演とワークショップの内容*1を概説し、看護におけるリフレクションの意味や意義、リフレクション学習を再確認する。そして、看護基礎教育のなかで学生のリフレクションの思考を育む教授学習方略について考えたい。(田村由美)
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