特集 —指定規則改正前の今こそ!—未来をみすえたカリキュラムを考える
領域横断科目の検討と運営—シラバスの検討から授業、実習の実際まで
阿形 奈津子
1
1(専)京都中央看護保健大学校 看護学科
pp.108-113
発行日 2019年2月25日
Published Date 2019/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201173
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領域横断科目の設定理由
(専)京都中央看護保健大学校(以下、本校)は住民の健康を守り、保健・医療・福祉の向上を図るため、地域医療、救急医療の整備拡充と、これに伴う医療の高度化、多様化に即応できる高度な技術、豊かな教養と人格を備えた看護師の育成を主旨とし設立された。京都府内の医療を担う団体として行政や医療・介護・福祉の関係機関との密接な連携を図りつつ、良質で安心・安全な医療に資するための取り組みを積極的に行い、府内の病院が府民の方々の生命と健康を守る使命を十分に果たせるように努め、その一員となる看護師を養成することが使命である。
2012年、3年課程で修業年限4年の教育をする看護学科を設立し、看護師教育として指定規則にある97単位を124単位3,658時間とし、高度専門士として社会のニーズに応えるため、より看護実践能力の向上を目指したカリキュラムを構築した。
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