連載 病院めぐり
松下記念病院
本山 敏彦
pp.298
発行日 2001年3月10日
Published Date 2001/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904285
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松下記念病院は,昭和15年に松下電器の事業主医療機関として13床からなる松下病院が設立されたことに始まります.昭和28年に松下電器健康保険組合直営病院として再発足し,病棟や診療棟の工事が次々と完成し,昭和41年には病床数302床を有する総合病院に発展しました.昭和61年に大阪府守口市外島町の現在地に新築移転し,名称も松下記念病院と改称し,17の診療科からなる病床数359床の総合医療機関となりました.その後もMR棟やリハビリ棟が新築され,松下グループの従業員と家族,地域住民の中核病院として機能しています.同敷地内には松下健康管理センターがあり,本年3月には病院併設型介護老人保健施設「はーとぴあ」も完成し,4月より業務が開始されています.関連施設としては,松下産業衛生科学センター,松下看護専門学校などがあります.
病院は豊かな緑に囲まれ,季節の花々も色を添える快適な環境のなかにあって,常に最先端.高機能の医療機器を駆使し,それぞれの診療科が専門性を最大限に生かし,高水準の医療を提供できるよう診療に当たっています.また,早くから臨床研修指定病院として研修医の募集,教育,指導に当たるとともに,日本産科婦人科学会認定医制度卒後研修指導施設など,21学会より専門医認定医の教育,研究施設の指定を受けています.
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