増大号特集 論理的に書こう!
【対談】看護教員が学べる論理的な書き方
戸田山 和久
1
,
高口 みさき
2
1名古屋大学情報科学研究科
2愛知県立総合看護専門学校愛知県看護研修センター
pp.596-602
発行日 2016年8月25日
Published Date 2016/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200550
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「書くこと」のトレーニングがされていない看護教員
戸田山 高口先生は,看護教員の養成講習会を担当されているということですが,看護に携わる人を育てるという教育プログラムのなかで,なぜ論文を書くとか論理的に書くことが重視されるのか,つまり,看護師に必要なたくさんのスキルのなかで,論理的に書く力はどう位置づけられているのか,そのへんを教えていただけますか。
高口 看護というのは,実践の科学といわれますので,その実践のなかにある知をきちんと伝えていかないといけない。その知を論理的に整理して,伝わりやすい形で言葉として表現できるということが大事で,そうすることが看護の研究というものになっていくと思います。
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