連載 授業研究で変わる! 授業研究で変える!・6
看護教員の専門的力量を高めるための授業研究の方法
吉崎 静夫
1
,
蔵谷 範子
2
1日本女子大学人間社会学部
2国際医療福祉大学小田原保健医療学部看護学科
pp.562-567
発行日 2015年6月25日
Published Date 2015/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200249
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教師(教員)は,自らの専門的力量を高めることが求められています。そのことを端的に表わす言葉が「学び続ける教師」ということです。そして,教師の専門的力量(特に,授業力量)を高めるための有効な方法の1つが授業研究です。
今回は,2015年3月5日(木)の第3時限に,熊谷市医師会看護専門学校の定時制課程1年生39名(全員が准看護師の資格を有している学生)を対象に実施された。関口征子先生の授業を事例として取り上げます。この授業は,「在宅看護概論」のなかの14回目「認知症療養における看護」です。そして,本時において,ビデオを活用した授業研究である「再生刺激法」が看護教員の専門的力量を高めるために適用されました。
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