連載 授業研究で変わる! 授業研究で変える!・1【新連載】
看護教育における授業研究とは
吉崎 静夫
1
,
蔵谷 範子
2
1日本女子大学人間社会学部
2国際医療福祉大学小田原保健医療学部看護学科
pp.68-74
発行日 2015年1月25日
Published Date 2015/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200083
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はじめに
皆さんは授業研究をやっていますか? 授業研究をめんどうなものと感じていませんか?
授業研究の目的は,授業実践者である教員が単独で,あるいは同僚教員と協働で,自らが設計し実践した授業を振り返ること(つまり,分析・評価すること)によって,その授業を改善するための手がかりを得ることにあります。そして,授業研究は,授業設計(Plan),授業実施(Do),授業評価(Check),授業改善(Action)というPDCAの一連のサイクルに基づいて,授業を改善し,授業を創造することを主なねらいとしています。したがって,授業研究は,日ごろの授業をよりよいものにするためにはなくてはならないものなのです。
今回の連載は,看護教育における授業研究について,皆さんの理解を深めるのが目的です。
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