特集 教育の質を高める学習方法 いまから始める協同学習
協同学習の学び方―日本協同教育学会のワークショップを通して
関田 一彦
1
1創価大学教育学部
pp.672-677
発行日 2013年8月25日
Published Date 2013/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102463
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日本協同教育学会のワークショップとは
日本協同教育学会とは
日本協同教育学会は,協同学習を中核的な指導法と位置付け,さまざまな教育の現場で「協同」のもつ教育力を活かした学びを創造していこうと考える人たちが集まって,2004年5月に発足しました(英語名称Japan Association for the Study of Cooperation in Education,以下,JASCE)。ここでいう協同学習とはCooperative Learningと総称される指導方法を指します。そして,よく似た言葉として使われるCollaborative Learning/協働学習・協調学習も含め,学習の当事者間で生起する「協同」(学び合い)のもつ教育力を開発・活用する教育を協同教育と呼びます。
JASCEは「協同」を合言葉に,校種や専門を問わず,よりよい学びを求める人たちの集まりです。この集まりの輪を広げ,豊かにするために,協同学習のワークショップ・研修会を開催し,機関誌やニュースレターの発行,年次大会の開催などさまざまな活動を行っています(詳しくは学会ホームページwww.jasce.jpをご覧ください)。
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