連載 活動性を高める授業づくり・協同学習のすすめ・10
協同による看護技術教育
安永 悟
1
1久留米大学文学部
pp.64-69
発行日 2011年1月25日
Published Date 2011/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101662
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
本連載では,活動性の高い授業づくりを目指して,協同に基づく小グループ活動を授業に導入する方法を検討してきました。これまでに協同学習の基本的な考え方と技法を紹介し,前回は理想的な学習法であり,対話法であるLTD話し合い学習法を取り上げました。LTDに関しては連載通信にも関連記事がありますのでご覧ください。
ところで,これまでの連載において1つの前提がありました。それは,知識の伝達を主な目的とする,いわゆる講義型授業の活性化が暗黙のテーマになっていたということです。そこでは,協同を意図した授業を工夫することにより,活動性が高まり,獲得すべき知識の理解が深まり,汎用性のある理解に到達できるという内容を検討してきました。
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.