看護教育研究
看護基礎教育において在宅看護論を履修した訪問看護師による教育評価
木下 由美子
1
1茨城県立医療大学保健医療学部看護学科地域看護学
pp.708-713
発行日 2010年8月25日
Published Date 2010/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101541
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はじめに
在宅看護論が看護基礎教育のカリキュラムの授業科目となって12年が経過した。そこで,在宅看護論を履修した学生が,病院看護師になった場合と訪問看護師になった場合では,在宅看護論に求める教育評価が異なるのではないかと考えた。
病院で勤務する看護職に対する在宅看護論の教育評価については,本誌にて昨年報告した1)。今回は,在宅看護論を履修し,現在訪問看護に従事する者に対して,在宅看護論の教育評価を受けたいと考えた。さらに,2009(平成21)年新カリキュラムで在宅看護論は統合分野となったため,在宅看護論の教育のあり方を考える資料とすることを研究の目的とする。
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