看護教育研究
在宅看護論10年の振り返り―教育評価と今後の課題
木下 由美子
1
1茨城県立医療大学保健医療学部看護学科地域看護学
pp.511-515
発行日 2009年6月25日
Published Date 2009/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101219
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はじめに
カリキュラム改正に基づき,1997年より在宅看護論が看護基礎教育の授業科目となったが,学習者に対する調査等を目にすることはほとんどない。そこで,授業開始より10年を経て,在宅看護論を学び看護師,助産師,保健師となった人たちに,在宅看護論の授業について振り返ってもらい,学習者として授業の満足度および在宅看護論の学びが看護職者となった現在にどのように役立っているのか,あるいは役立っていないのか,学習者からの評価を受けたいと考えた。学習者からの教育評価を受けることで在宅看護論の教育上の問題を明らかにし,今後の教育を検討する際の基礎資料とすることを目的にする。
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