連載 都立看学の授業研究・5
在宅ターミナルケアをグループワークで学ぶ―事例を用いてイメージする
中田 美保子
1
,
上田 弘子
1
,
網野 寛子
1
,
高橋 千世美
2
,
佐々木 克江
2
,
蘆田 洋子
3
,
仙波 伊知子
4
1板橋看護専門学校
2荏原看護専門学校
3府中看護専門学校
4元南多摩看護専門学校
pp.156-159
発行日 2007年2月25日
Published Date 2007/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100616
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私たちのグループでは,2005年度の授業研究で「在宅ターミナルケア」について検討した。これを取り上げた理由は,学科進度上,在宅ターミナルケアの講義は成人看護学の終末期看護よりも先行するために,教員は学生のレディネスの把握がしにくく,学生は在宅ターミナルケアについてのイメージ化が図りにくいことが課題となっているからである。
そこで,イメージしやすい教材・教授方法の検討を目的として,授業研究8回のうち最初の4回は,教員間でさまざまな討議を行った。まず,各教員が使っている在宅ターミナルケアの授業案や参考資料を持ち寄って内容の精選を図った。
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