特集 教育の自己点検・自己評価
グループワークの授業評価
近藤 誓子
1
1国際医療福祉大学保健学部看護学科
pp.272-273
発行日 2002年4月25日
Published Date 2002/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903179
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現在,高等教育機関である大学は,一部のエリートを養成してきた時代から誰もが大学で学ぶ機会を保証されはじめた時代(大衆教育社会)へと転換しはじめている.大学生の基礎学力低下から大学教育の成立が困難であるとの世間一般の認識に加え,授業時間中の私語・居眠り等で,「授業がやりにくい」「授業が成り立たない」と嘆く大学教員の声をよく耳にするようになってきた.
大学生はどのような授業を望んでいるのだろうか.このことが,私個人の授業に対する考え方や授業評価について模索し,実践する動機づけとなっている.
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