特集 臨床との連携で効果をあげる看護教育
学校と臨床との連携による一貫教育をめざして―茨城県立つくば看護専門学校と筑波メディカルセンター病院の取り組み
臨地実習における看護専門学校との連携―病院の立場から―
山下 美智子
1
,
下村 千里
1
1筑波メディカルセンター病院
pp.870-875
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100382
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財団の中における看護部門
財団法人筑波メディカルセンターは1982年5月に設立され,直営事業である病院,健診センター,在宅ケアと補助事業の剖検センター,そして運営受託事業である県立つくば看護専門学校の5事業で構成されている。
病院は,救急救命センター30床,茨城県地域がんセンター156床,一般病床220床,感染症3床の計409床の地域医療支援病院である。看護単位は,ICU2単位,HCU1単位,小児病棟,緩和ケア病棟,外来,手術室,一般病棟7単位計14単位で,約380名の看護職員が勤務している。病院内では,緩和ケア以外すべての看護単位で臨地実習を受けており,病院外の訪問看護ステーション2か所,総合健診センター,デイケアクリニックも看護部門の位置づけであり,訪問看護ステーションが臨地実習の場となっている。
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