特集 臨床実習指導者との連携
臨地実習の展開と連携の推移
原 萃子
1
1新潟大学医療技術短期大学部
pp.198-207
発行日 1989年4月25日
Published Date 1989/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908645
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はじめに
看護教育において「臨床実習」が必要不可欠な学習形態であることの指摘は,すでに多くの論述1,2,3)で示されているところでもあり,その意義にあらがうものはないであろう.
しかし,その教育の場である臨床は,必ずしも意義ある教育が,すぐ手に入る教室になるとは限らない.そこには幾多の複雑な現象が錯綜して存在するために,学習はおろか,時には学生の発芽能力すらつぶしかねない場ともなり得る.
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