特集 実践能力を高めるカリキュラム
実践能力を高めるための特色ある理学療法教育方法
グループ学習を通した実践能力の育成
杉浦 昌己
1
,
村上 忠洋
1
,
三宅 わか子
1
,
村瀬 政信
1
,
山中 主範
1
Sugiura Masami
1
1中部リハビリテーション専門学校
pp.146-148
発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100028
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本校は,昭和57(1982)年に開校した一部(昼間部)3年制課程と,二部(夜間部)4年制課程を併設する私立の理学療法士養成校であり,開校当初から,臨床の現場で活躍できる理学療法士の育成を目指している.われわれは,理学療法における実践能力を「対象者を前にして,適切に理学療法を行える能力」と捉え,理学療法士の養成校として実践能力を高める教育に努めてきた.しかし言うまでもなく,この実践能力は学内の教育や臨床実習における指導のみで完成されるものではなく,卒後,生涯にわたって自ら臨床経験を積み重ねて培ってゆくものでもある.このため学内教育においては,実践能力を高めるための基盤を築くことが重要であると考えている.
以下に,われわれの考える実践能力を高める教育と,その具体的な取り組みについて紹介する.
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