看護教育研究
主体的学習姿勢の育成への取り組み―成績差が少ないグループ編成を試みて
中村 和代
1
,
石井 知子
1
1聖マリア学院短期大学
pp.148-151
発行日 2003年2月25日
Published Date 2003/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903931
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はじめに
本学卒業時における到達目標の1つに「多様な状況において専門的な看護を提供できる」ことが謳われている.卒後,さまざまな状況下で看護活動を行う中で求められるのは,問題解決能力や自己教育力である.そのためには個々の学生が主体的に学習活動を行う姿勢を養うことが必要であろう.
その取り組みの1つとして,基礎看護技術Ⅲでは,学生が自ら選択した技術に関してグループワークを行い,その他の学生に技術指導を行うという学習形態を取り入れている.
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