連載 こう書けばわかる!保健婦記録・1【新連載】
歴史を振り返ると見えてくる保健婦記録の論点
長江 弘子
1
,
酒井 昌子
1
,
柳澤 尚代
2
,
福田 千里
3
,
斎藤 夕子
4
,
成瀬 和子
5
1聖路加看護大学
2新潟青陵大学
3上井草保健センター
4杉並区高齢者在宅サービス課
5元聖路加看護大学
pp.62-71
発行日 2002年1月10日
Published Date 2002/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902560
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「保健婦の記録」自主勉強会がやろうとしていること
私たちの自主勉強会は,「情報開示に向けて保健婦の記録を考えたい」という現場からの提案を契機に,1999年10月,聖路加看護大学で始まった。当初の目的は,精神保健相談ケースや訪問ケースの情報開示に耐えうる保健婦の記録を考えることであった。しかし,いざはじめてみると保健婦記録が抱える問題に突き当たった。その問題とは,記録の書き方そのものに関することと記録管理やシステムに関することの2つに大別された。
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