特集 保健婦制度制定50周年を迎えて
[鼎談]
わが国の保健婦のこれまでの足跡を振り返って
三井 恂子
1
,
望月 弘子
2
,
松野 かほる
3
1前神奈川県立看護教育大学校
2山梨県看護協会
3埼玉医科大学短期大学看護学科
pp.1057-1066
発行日 1991年12月10日
Published Date 1991/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900376
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毎日の慌ただしさの中で,これまで,何年もかけて積み上げてきた活動を,振り返ることはなかなかできないし,まして,先輩たちの積み重ねてきた足跡をたどることも,学校の授業や特別の機会以外にはあまりないのではないでしょうか。ことしは,保健婦制度制定50年,そこで,保健婦界の指導者の方々にお集まり願い,昭和20年代以降の保健婦活動とその評価についてお話していただきました。
鼎談でお話いただいた昭和20年代,30年代,40年代の保健婦のおかれていた状況,保健婦活動のあり方,問題がそのまま現在にもつながっていることに,改めて気付かされます。
温故知新,これまでの築き上げてきたものを大切にしながら,さらに時代のニーズにフィットさせた保健婦のあり方を考えていただけたらと思います。
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