特集 日本的看護提供方式を探る
患者・看護婦か満足する看護方式の実践
永松 郁子
1
,
多田 久美
1
,
三隅 都起子
1
,
山本 道子
1
1済生会熊本病院
pp.465-468
発行日 1995年5月1日
Published Date 1995/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904806
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はじめに
プライマリナーシングは,看護の継続性・一貫性・看護ケアの責任の明確化という点で注目されている.当病棟でもこの3点を充実させ,看護の質の向上を図り,患者によりよい看護を提供するために,新しい方式であるモジュール型継続受け持ち方式を導入した.救急病院で,特3類の看護体制の中でのこの新しい方式のみには種々の問題も多く考えられ,また,当初は多少の戸惑いもあったが,自分たちの看護業務の見直しとして受けとめ,看護ケアの充実により患者と看護婦に少しでも満足が得られるものならとの思いで取り組むことにした.現在もまだ試行錯誤している思いであるが,今までの経過を報告する.
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