連載 おしえて看護婦さん!いまどき医療の?・12(最終回)
看護婦はなぜ燃えつきる?
松木 玲子
pp.860-863
発行日 1994年9月1日
Published Date 1994/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904639
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「ぼくはもうほとんど限界であることを自覚していた,表面的には何とかつじつまを合わせているが,からだはいつもだるく,ちょっとしたことでもすぐいらいらした.そして,何よりもショックだったのは,診療している患者にはほとんど興味がなくなっていることであった」(永井明著『ぼくが医者をやめた理由』).
もと内科医の告白だが,『燃えつき症候群』(金剛出版)という本では,これが「典型的な燃えつき症状」だとして紹介されている.
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