連載 from KOBE 「後輩」を育てる総合実習・4
総合実習で学生も変わる,教員も変わる―看護教員としての視点
川上 由香
1
,
森下 晶代
1
1神戸市看護大学 基礎看護学講座
pp.64-71
発行日 2007年1月1日
Published Date 2007/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100629
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本学の総合実習では,基礎教育のなかの学生の実習体験と,その学生が現場に出たときのギャップを可能な限り減らし,「現場で働くということはどういうことか」「ナースになるということはどういうことか」ということについて,学生が多少なりとも実感できる内容を目指している.
本稿では総合実習において教員という立場でかかわった経験を踏まえ,学生と教員自身の変化について振り返り,述べたいと思う.なお,総合実習が行なわれる施設は,病院,福祉施設,行政機関等さまざまであるが,筆者らがこれまで担当した施設が総合病院であったため,記述内容が総合病院での実習に限局されることをご了承いただきたい.
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