Japanese
English
特集 回復期リハビリテーション病棟退院後の戦略—生活機能の向上をめざして
上肢機能・ADL・IADLの維持,向上
Maintenance and improvement of upper limb function, ADL, IADL after ‘Kaifukuki’ rehabilitation
田中 克一
1
,
森 英二
1
Yoshikazu Tanaka
1
,
Eiji Mori
1
1医療法人社団涓泉会山王リハビリ・クリニック
1Sanno Rehabilitation Clinic
キーワード:
上肢機能
,
ADL・IADL
,
生活機能
,
外来リハビリテーション
,
訪問リハビリテーション
Keyword:
上肢機能
,
ADL・IADL
,
生活機能
,
外来リハビリテーション
,
訪問リハビリテーション
pp.845-852
発行日 2019年9月10日
Published Date 2019/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201741
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はじめに
回復期リハビリテーション病棟の退院後も身体機能や生活機能を低下させないことは大変重要である.しかし回復期リハビリテーション病棟の退院後に身体機能や日常生活動作(activities of daily living;ADL)を維持することができていないとの報告もみられる1).
住み慣れた地域で,これまでの暮らしや人生を再構築するためには退院後のリハビリテーション関連職種のかかわり方がとても重要である.本稿では回復期リハビリテーション病棟の退院後に機能や能力を高く保つ,もしくは在宅でさらに改善させていくための当院での取り組みについて紹介する.はじめに上肢機能の維持,向上を目的とした外来リハビリテーションの取り組みについて,次にADL・日常生活関連動作(instrumental ADL;IADL)の維持・向上を目的とした訪問リハビリテーションの取り組みについて紹介する.
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