リハビリテーション科医師に必要な診察,評価手技
4.ADLとIADLの評価
向野 雅彦
1
1北海道大学病院リハビリテーション科
キーワード:
ADL
,
IADL
,
ICF
,
生活機能
Keyword:
ADL
,
IADL
,
ICF
,
生活機能
pp.568-572
発行日 2024年6月15日
Published Date 2024/6/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr033060568
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はじめに
リハビリテーションや介護の現場では,日常生活活動(activities of daily living;ADL)および手段的日常生活活動(instrumental activities of daily living;IADL)の評価が行われる.日々の生活において生じるさまざまな問題に対して適切なサポートを提供するためには, 患者の抱える問題点やニーズを的確に把握することが不可欠である.本稿ではADLやIADLを評価する目的で用いられる代表的なスケールと,ADL,IADLを含む包括的な患者評価の枠組みとしての国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health;ICF)について紹介する.
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