Japanese
English
◆原著
慢性関節リウマチ患者のADLと上肢機能
The Relationship between the Function of Upper Extremity and Activities of Daily Living in Rheumatoid Arthritis Patients
加藤 敏一
1
,
丹黒 武人
1
Toshikazu Kato
1
,
Taketo Tangoku
1
1星ケ丘厚生年金病院リハビリテーション部
1Department of Rehabilitation, Hoshigaokakouseinenkin Hospital
キーワード:
RA
,
ADL
,
上肢機能
Keyword:
RA
,
ADL
,
上肢機能
pp.181-188
発行日 1990年8月15日
Published Date 1990/8/15
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- 参考文献 Reference
要旨:RA患者118名のADLと上肢機能を評価し,ADLテストの結果より症例を5グループに分けた.非自立ADLが1項目のみのグループでは「タオルをしぼる」項目において非自立となる症例が22名中20名であり,RA患者が最初に困難となるADL項目であった.この項目において自立と非自立の境目は握力100mmHg付近であった.非自立ADLが2項目以上のグループは「背中を洗う」「丸首シャツの着脱」「髪をとく」の項目が非自立となっていた.「丸首シャツの着脱」は肩関節屈曲90°付近が自立と非自立の境目であった.ピンチカとも検討したが関連性は見出せなかった.
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