連載 印象に残ったリハビリテーション事例
本邦での自己導尿第一号患者さんと38年振りの再会
千野 直一
1
1永生会永生病院リハビリテーション科
キーワード:
自己導尿
,
本邦第一号患者
,
脊髄損傷
Keyword:
自己導尿
,
本邦第一号患者
,
脊髄損傷
pp.79-81
発行日 2013年1月10日
Published Date 2013/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109999
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プロローグ
今から約40年前,脊髄損傷(以下,脊損)患者のリハビリテーション治療を施行する時に最も難渋する問題は排尿管理であった.
筆者は日本で卒前医学教育を終え,米国でリハビリテーション医学研修を終了し,1973年の秋に帰国し,慶應大学病院とその関連リハビリテーション病院で,リハビリテーション医学の卒後研修制度を始めた.
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