連載 ポジティブ・マネジメントの航海術—組織変革の波を越える・9
これまでの振りかえりと今後の展望
市瀬 博基
1
1東京外国語大学
pp.294-299
発行日 2016年3月10日
Published Date 2016/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200423
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連載ではこれまで,3つの事例検討,すなわち福井大学医学部附属病院のパートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)導入(連載第2回),庄原赤十字病院の「県民の森研修」(連載第3〜5回),そして虎の門病院のコンピテンシー・マネジメントの導入プロセス(連載第6〜8回)について考察してきました。その過程で,拡張による学習を通じて新たな集団の「活動」を生み出すプロセスがどのようなものなのか,これを実現するためには何が必要なのかを明らかにしてきました。
今回は,これまでの議論を振りかえり,事例検討の中で明らかになったことを総括すると共に,これからの考察の方向性について検討していきます。
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