Japanese
English
◆研究と報告
女性頸髄損傷者(運動麻痺—完全型)の自己導尿の自立について
Independent Self Catheterization in Complete Cervical Cord Injuried Women
木村 利和
1
,
広重 靖
1
,
上田 利和
1
,
亀甲 雅美
1
,
松尾 清美
1
Toshikazu Kimura
1
,
Yasushi Hiroshige
1
,
Toshikazu Ueda
1
,
Masami Kamekou
1
,
Kiyomi Matsuo
1
1労働福祉事業団総合せき損センター
1Spinal Injuries Center
キーワード:
女性頸髄損傷者
,
自己導尿
,
排尿の自立
Keyword:
女性頸髄損傷者
,
自己導尿
,
排尿の自立
pp.251-258
発行日 1993年8月15日
Published Date 1993/8/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨:女性頸髄損傷者(運動麻痺—完全型)が自己導尿を自立しようとする時,男子頸髄損傷者(運動麻痺—完全型)と比べ,同じ残存レベルでも自立が難しい理由は,尿道口が外陰に隠れていることや麻痺のある両上肢で一連の導尿動作をスムーズに行おうとすれば残存能力に応じた自助具の工夫に加え,設備,環境の改善まで考慮しなければならない点にある.当センターでは,C6BⅡからC8Bレベルまでの女性頸髄損傷者の自己導尿の自立を経験している.今回はC6BⅡとC8Bレベルの2症例をとおして自己導尿の自立に至るまでの過程を報告する.
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