Japanese
English
特集 障害学Update
診断と評価
運動機能障害
中枢性麻痺
Diagnosis and Evaluation; Motor Dysfunction; Paralysis of Central Nervous System.
梅津 祐一
1
,
蜂須賀 研二
1
,
緒方 甫
1
Yuichi Umezu
1
,
Kenji Hachisuka
1
,
Hajime Ogata
1
1産業医科大学リハビリテーション医学教室
1Department of Rehabilitation Medicine, University of Occupational and Environmental Health
キーワード:
機能評価
,
脳卒中
,
脊髄損傷
Keyword:
機能評価
,
脳卒中
,
脊髄損傷
pp.894-902
発行日 1996年10月10日
Published Date 1996/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108203
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はじめに
リハビリテーションの対象疾患のなかで代表的中枢性麻痺は,脳血管障害,脳外傷,脊髄損傷,脳性麻痺,脳・脊髄腫瘍などであり,運動障害,感覚障害,失調,不随意運動など多彩な症状を呈する.上位運動ニューロンが障害されると,一時的に弛緩性麻痺になるものの,次第に筋トーヌスが亢進して痙性麻痺に移行する.ここではリハビリテーションの立場から,脳血管障害,脊髄損傷の機能評価(impairmentレベル)について概説する.
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