Japanese
English
特集 廃用症候群を治すには
治療介入の実際
中枢神経系疾患
Stroke rehabilitation team approach preventing disuse.
越智 光宏
1
,
佐伯 覚
2
,
蜂須賀 研二
2
Mitsuhiro Ochi
1
,
Satoru Saeki
2
,
Kenji Hachisuka
2
1広島市総合リハビリテーションセンター
2産業医科大学リハビリテーション医学講座
1Hiroshima City General Rehabilitation Center
2Department of Rehabilitation, University of Occupational and Environmental Health
キーワード:
脳卒中
,
廃用
,
チームアプローチ
Keyword:
脳卒中
,
廃用
,
チームアプローチ
pp.319-323
発行日 2009年4月10日
Published Date 2009/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552101485
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はじめに
中枢神経疾患に廃用が伴うと,疾患による麻痺,膀胱・直腸障害,嚥下障害,精神機能障害などの一次的障害に加えて,廃用による二次的障害が重なり,結果として重度の障害を抱えることになる.廃用には予防が最も重要であり,廃用が生じてしまった場合は,その原因を把握したうえで治療介入を行う.
本稿では,中枢神経疾患(主に脳卒中)の急性期,回復期における廃用症候群の治療介入に関して,チームアプローチによる取り組みを紹介する.
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