Japanese
English
研究と報告
退院後の脳卒中患者における体重増加の問題
Weight Gain among the Discharged Stroke Patients.
里宇 明元
1
,
道免 和久
1
,
千野 直一
2
Meigen Liu
1
,
Kazuhisa Domen
1
,
Naoichi Chino
2
1国立療養所東埼玉病院リハビリテーション科
2慶應義塾大学医学部リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Higashi-Saitama National Hospital
2Department of Rehabilitation Medicine, Keio University School of Medicine
キーワード:
脳卒中
,
肥満
,
高脂血症
,
ADL
Keyword:
脳卒中
,
肥満
,
高脂血症
,
ADL
pp.595-600
発行日 1992年7月10日
Published Date 1992/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107113
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はじめに
日常臨床において,退院後の脳卒中患者が過食や運動不足などにより体重増加をきたすことはしばしば経験する.体重増加に伴ってADLの低下や血清脂質所見の増悪をみることもあり,退院後の脳卒中患者における体重増加の問題はリハビリテーションの立場からも重要な問題と考えられるが,従来この問題に関する系統的な報告は少ない.そこで,我々は退院後の脳卒中患者における体重の変動をADLや血清脂質所見の変化との関連で検討したので報告する.
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