今月の主題 内科コモンプロブレム
体重減少・体重増加
小山 茂
1
1都立広尾病院内科
pp.564-567
発行日 2004年4月10日
Published Date 2004/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100747
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ポイント
有意な体重減少は6(~12)カ月以内に通常体重から5%以上の減少とされている.
体重減少の原因疾患は多岐にわたるが,悪性疾患が最も頻度が高い.
初期段階で診断がつかなくても,きめ細かく注意深いフォローが大切である.
原発性肥満はそれに起因する併発症の評価が重要である.
体重増加イコール肥満ではない.胸・腹水や浮腫による体液貯留例に要注意である.
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