Japanese
English
調査
脳卒中患者退院後の在宅介護の実態
Home Care for Stroke Patients after Hospital Discharge.
北浦 由希
1
,
神田 直
1
,
浅井 憲義
1
,
山田 由美子
1
,
中本 有紀
1
,
坂井 文彦
2
Yuki Kitaura
1
,
Tadashi Kanda
1
,
Noriyoshi Asai
1
,
Yumiko Yamada
1
,
Yuki Nakamoto
1
,
Fumihiko Sakai
2
1北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科作業療法学専攻
2北里大学医学部内科
1Occupational Therapy Course, Faculty of Rehabilitation, Kitasato University School of Allied Health Sciences
2Department of Internal Medicine, Kitasato University School of Medicine
キーワード:
在宅介護
,
介護者
,
脳卒中
,
長期予後
,
ADL
Keyword:
在宅介護
,
介護者
,
脳卒中
,
長期予後
,
ADL
pp.377-381
発行日 1999年4月10日
Published Date 1999/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108955
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はじめに
脳血管疾患では何らかの後遺症が残ることが多く,それが重度の場合には本人だけではなく介護に当たる家族にとっても大きな心身の負担となり,経済的にも制約を受けることが多い.近く公的介護保険制度が導入されることになり,在宅医療はさらに推進されるものと予想されるが,脳卒中患者の在宅介護の状況については詳細な調査報告は少なく,またあっても比較的限られた対象で行われているのでその実態については明らかでない点が多い1-8).
そこで,われわれは脳卒中発作により急性期に入院した患者の,退院後の家庭における介護の状況と就業状態について調査を行ったので報告する.
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